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自分事という言葉を知っていますか。

当事者意識を持つという意味で、「自分事化して考えよう」などと使われることが多いです。言うまでもなく、対義語は「他人事」です。

わたしは自分事化して考えるのは得意なのですが、自分事化しすぎるのもなーと思っている今日この頃です。

職場で後輩がミスをしたとき、どう思いますか?

「あ、ミスしやがったな」⇒他人事
「自分の説明が悪かったかも?」⇒自分事

他者との関わりの中で、「自分に何ができるか」を考えることが、「自分事化する」ということだと思っています。

でも、実際には自分事化して考えられる人ってあまり多くないみたい。

たとえば、繁忙期に平気で休む人。自分事化している人だと、 まず、その予定をずらせないか調整します。

どうしてもその日休まなくてはならない場合は、 自分で他の人に相談して、代わりに入ってもらえる人を探します。

もちろん、繁忙期だろうが休む権利はあるからいいんですけど。でも、従業員数の少ない小さな会社だと、1人休むだけでも致命傷になったりするじゃないですか。

自分事化する範囲

どこまで自分事化するのか、というのも、人によって違います。自分に近い範囲なら、自分事化して考える人はけっこういます。

それこそ、後輩がミスしたときには「次からはもうちょっと丁寧に説明した方がいいな」とか考えますよね。

でも、自分との距離が大きくなるほど、自分事化するのは難しい。 

たとえば、大企業に勤めている人が、カフェとかで会社の愚痴とか言いまくっていること、ありませんか?

会社のことを自分事化していないからできるんですよ。

赤の他人に、自分が勤めている会社の悪口を聞かせるとどうなりますか?
「あの会社ってそうなんだー。。。」ってなりますよね。

会社の悪口だけじゃないですよ。お客さんの愚痴とかも同じ。
「あの会社は、客のことをそう考えているのねー」と思われてしまいます。

他人に影響を与えることを意識する

わたしはこの「自分事化」が得意なタイプです。自分事化って結局考え方の話だから、一見難しそうですよね。でも、簡単です。

ポイントは、どんな些細なことでも、他人に影響を与えることができる、って知っているかどうかなんです。

わたしが保育園を作ることは今のところできないけど、自宅で仕事をする方法を教えることはできます。
 
友達が会社でパワハラに悩んでいるとき、わたしがその上司に訴えることはできないけど、一緒にお酒を飲むことはできます。

わたしたちは、いろんな人から大小さまざまな影響を受けて暮らしていますよね。 そのことを意識すれば、「じゃ、自分にできることはこれだ」って思ってあとは行動するだけです。

自分事化もほどほどに。

とは言え、自分事化が得意なわたしは、そのせいで困ることもあります。

たとえば、友達から悩んでいることを聞いたとき、わたしは「自分にできることは何だろう」と考えるわけですが。

その悩みを解決する方法を見つけたとして、それを友達に伝えようとすると、もう友達は忘れたりするんですよ!

だいたい女同士で話す悩みって、話した時点でけっこう解決してたりするじゃないですか。本人はもうすっきりしてるのに、わたしが勝手に悩んでたっていう。

また、わたしは自分事化する範囲が広いので、人と分かり合えないことがたまにあります。

「子供を産みたいと思うのは、少子化の流れを少しでも和らげるためだ」と言っても、冗談だと思われてしまいます。

ライティングを教えたいのも、「吉見さん、いいライターいないですかね?」って聞いてくるクライアントの力になりたいと思っているから、という側面もあります。

勝手に「なんとかしてあげたい」と思って空回りすることも多々あるので、ちょっと困ってます。
でも、そんな自分がそんなに嫌いじゃない。っていう。

そんな感じです。