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若いころ、わたしは可能性が狭まってくることに対して、怖いと思っていました。

あるときふと、

「わたしはもう今から宇宙飛行士にはなれないんだな」

と気づいて、

別に宇宙飛行士になりたかったわけじゃないのに、なぜか怖かった。

道がたくさんあるほど迷う

今のわたしは、オリンピック選手にもなれないし、アイドルにもなれない。

子供は無限の可能性を持って生まれてくるという話をわたしも多少信じているのだけれど、実はそうでもないんですよね。

遺伝的な要素で決まっていることはたくさんあって、いくらがんばってみてもなれないものはある。

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今、わたしは可能性が狭まってくることに対して、安心を感じるようになっています。

だって、何にでもなれるということは、それだけ道に迷う、ということだから。

可能性を潰す=適性を知る

今でも、わたしの可能性はまだまだ広がっています。

今から美容師になることもできるだろうし、今から漫画家にもなれるかもしれない。

そうそう、子供のころは漫画家になりたかったのだけれど、途中で情熱が冷めてしまったんですよね。
ちゃんと「わたしには無理っぽい」って打ちのめされるまで頑張ればよかったかな。

結局、可能性は潰したほうがいいんですよ。

潰しておかないと、「あのときもっとがんばっていれば今頃は女子アナになって野球選手と結婚してたかもしれないのに」とか、往生際悪く後悔するでしょう?

「わたしにはこれは無理だ」っていう限界を知ることで、自分が進むべき道が見えてくるはずです。

昔みたいに「家業を継ぐ」みたいなやり方が良いとは言えないけど、でも、今はあまりに「可能性が広がりすぎる」と感じています。

可能性が広がりすぎているからこそ、その可能性を積極的に潰していかないと、自分の適性なんかわからない。

可能性を潰す≠やり直せない

どっちみち、可能性を潰したとしても、やり直しはきくんですよ。

たとえば、わたしが60歳になったときに「宇宙飛行士になりたい」と思ったとして、

そのときには、60歳でも宇宙に行ける時代になっているかもしれないでしょ?

わたしが言う「可能性を潰す」というのは、「とりあえず今は捨てておく」っていうことです。

今の自分にできること・できないことを見極めて、できることの方を選んでいく。

あれもこれも、「できるかもしれない」とか言って、かと言ってチャレンジもせずにうだうだ過ごしていたら、それこそ時間の無駄じゃないかな、と。

今できないことにしがみつくよりも、とりあえず捨てておく。

時が来れば、できないことができるようになっていることもあるはずです。

やってみないと可能性は潰せない

自分の30年ぽっちの人生を振り返ってみても、本当にいろんなことにチャレンジしています。

そして、自分の可能性をガンガン潰しています。そうやって、今はこの道を歩んでいます。

だからね、親が子供の進路に口を出すのもホントやめた方がいいです。

だって、自分で挑戦した上で「わたしには無理だわ」と悟るのと、親が反対したせいで諦めたというのでは、本人の心境はまるで違うから。

親の反対で諦めた道は、本人にとってはまだ可能性が残っている状態でしょう。

自分でチャレンジして、自分が打ちのめされないと、可能性は潰せないんです。

あと、本当は適性の問題やらでできないこともたくさんあるはずなのに、むやみに可能性の広がりを信じるのも危険。

「何になってもいいよ」という甘い言葉は、実はすごく辛い。

そんなことを考えていて、子供にもガンガン挑戦してほしいし、ガンガン失敗してほしいと思っています(゚ー゚*)