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早いうちから将来の夢が決まっていて、それに向かって頑張れるのは、幸せなことだと思っていました。

でも、必ずしもそうじゃないんだな、とこの年になって思います。

わたしは、10代で将来の夢が決まっている人間でした。

高校入学時点ですでに「小学校教員になる」という夢がありました。

その夢は自ら手放してしまったのだけれど。

夢が叶わない人たち

将来の夢が決まっていても、それが実現するわけではないんですよね。

当たり前のことなんですが。

ミュージシャンになる、俳優になる、みたいな夢を持っていても、実現していない人のほうが多いです。

30歳を目前にして夢を追い続けるかどうか悩む。

諦めて、就職して結婚する。そういう人も多い。

一方で、30歳過ぎてもあきらめきれずに夢を追い続けていくのは、いろんな意味でいばらの道です。

夢は叶わないもの

将来の夢が早いうちに決まっていたとしても、それが叶わなければいつまでも夢のままです。

そして、叶わない夢を追い続ける不幸、というのがあります。

引くに引けない状況の中、大きな進歩もなく、ただひたすらに夢を追う。

そうやってもがく中である日突然日の目を見る人もいるでしょう。

でも大半は、夢が叶うことがないまま。

実現できる夢のほうがいい

わたしは、夢がたくさんあります。

でも、その時々での決断は、実現可能な夢から選び取るようにしています。

というか、自然とそうしていた、という結果論ですが。

小学校教員になるという夢も、叶わない夢ではありませんよね。

小学校教員を目指したのは、1人でも不幸な人を減らしたかったからです。

貧困に苦しんだり、頭が良くないことで不利な人生を歩まされたりする人を減らしたいと思っていました。

だから、職業としては「貧困問題をとりあげるルポライター」でもよかったでしょうし、「心理カウンセラー」とかでもよかったかもしれません。

でも、高校生のわたしにとって一番身近で、一番「なり方」が分かっていて、かつ「なれそう」だったのが小学校教員だった、というだけ。

職業を夢にすることの危うさ

「将来の夢」と言うと、どうしても職業になりがちです。

「保育士」とか「パイロット」とか。

でもそうじゃなくて、何がしたいのか、自分がどうなりたいのか、というイメージを持つのが「夢」だと思うんです。

職業は手段なんじゃないかな、と。

わたしは今webライターになっていますが、webライターが夢なのではありません。

webライターになったときにはまず生計を立てていくことが優先で、大きな夢はすみっこに追いやられていました。

でも、今はwebライターになりたい人にノウハウを教えることができるようになって、夢は叶っています。

副収入を得て生活を楽にしたいと思っている人を助けることができるし、
文章力や発信力を持ったことで自分の考えを世に出すことができるようになっているから。

今の自分ができること

夢は夢であっていいと思うんですけど、それと同時に

今の自分にできること

をやっていくほうがいいですよね。

売れっ子の小説家になるのが夢だとしても、いきなり叶うことはほとんどありません。

短編小説をnoteで連載するとか、もしくは自分が読んだ小説の書評をブログに書くとか、今できることをやっていくほうが、結果的には夢が叶いやすいのではないでしょうか。

もちろん、売れっ子の小説家になれるのはほんの一握りの人だけですから、その夢が叶うかどうかは分かりません。

でも、「売れっ子の小説家」という夢が内包しているものは、叶えられるもののはずです。

「自分の作品で感動してもらいたい」
「自分が書いたものを売りたい」
「文章を書くことで生計を立てたい」

などなど、自分が思っている夢の中に、どんな思いが詰まっているのか。

それらに気づくことができれば、夢は叶います。

だって、将来の夢だと思っているものは、結局はただの職業なんだから。

実現できない夢は実現できない

まだ小説を書いていない人が、突然小説家になることはありません。

ところが、世の中にはそんな人がたくさんいます。

「今はまだ全然小説を書いていないけれど、いつかは小説家になりたい」って。

早く書けよって話です。

結局、口先だけで行動しない人というのは、実現できない夢を掲げているからなんですよ。

これが、「とりあえず自分の文章を多くの人に読んでもらいたい」という夢に置き換えてしまえば、ブログなりSNSなりを使って実現できる。

小説家になるよりは簡単です。

もちろん、それで終わる必要はない。

とりあえず、SNSで文章を書いて、身近な人に読んでもらえるようになる。
次は、ブログで文章を書いて、より多くの人に読んでもらえるようになる。
いくらかのファンが付いたら、noteなどで文章を売ってみる。

どこかのタイミングで出版社から声がかかるかもしれない。
ブログやnoteで実績があれば、自分から出版社に売り込みやすくなるかもしれない。

大きな夢しか見えない不幸

将来の夢は○○です!

って決まっている人は、その夢(というか職業)しか見えていない人が多くて、それが不幸の原因なのではないかな、と思っています。

途中経過をすっ飛ばして、いつか誰かがスポットライトを当ててくれると思っている。

そんなことはありえない。

途中、一見関係なさそうなことをやりながらも、少しずつステップアップしていくしかない。
その過程で「どうも自分には才能がない」と気づくこともあるだろうし、もしくはやりたいことが変わることもあるでしょう。

大きな夢(最終目標)しか見えていない人は、いつまでも自分には才能があると信じていて(信じざるを得なくて)、いつまでも諦めきれない。

もちろん、大きな夢をババンッと叶えてしまう人はいるのだけれど、誰もがそうじゃないってことをちゃんと知っておくべきです。

わたしは、どの職業をやるかよりも、それによって何がしたいのか、自分がどうなりたいのか、を考えるようにしています。